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BMIの正常値は?適正体重・標準体重の計算方法と年代別の目安を解説

BMIの正常値は?適正体重・標準体重の計算方法と年代別の目安を解説|芦屋ながさわ内科|JR芦屋駅から徒歩3分

2026年9月03日

BMIの正常値は?適正体重・標準体重の計算方法と年代別の目安を解説

「BMIはいくつなら正常?」 「BMI22が理想と聞いたけれど本当?」
「身長170cmなら何kgが適正体重?」 「BMI25を超えたら病気なの?」

健康診断の結果などで「BMI」という項目を見たことがある方は多いのではないでしょうか。

BMI(Body Mass
Index)は、身長と体重から算出する体格の指標です。日本では、BMI18.5未満を低体重、18.5以上25未満を普通体重、25以上を肥満と判定します。

ただし、BMIだけで健康状態のすべてが分かるわけではありません。筋肉量や脂肪のつき方、腹囲、血圧、血糖値、脂質などもあわせて確認することが大切です。

この記事では、BMIの正常値、BMI22の意味、適正体重・標準体重の計算方法、年代による考え方などを解説します。

この記事のポイント

・BMIは「体重kg ÷ 身長m ÷ 身長m」で計算します

・BMI18.5以上25未満は「普通体重」です

・BMI25以上は日本の基準では「肥満」に分類されます

・BMI22を基準に計算した体重が「標準体重」の目安です

・年齢によって目標とするBMIの範囲は異なります

・BMIだけでなく腹囲や血圧・血糖・脂質なども確認することが重要です

BMIとは?

BMIは「Body Mass Index」の略で、日本語では体格指数と呼ばれます。

身長と体重から、自分の体格がどの程度に当たるかを確認するための指標です。

計算方法は次の通りです。

BMI = 体重(kg)÷ 身長(m)²

例えば、身長170cm・体重70kgの場合、

70 ÷ 1.7 ÷ 1.7 = 約24.2

となります。

BMIの正常値は?

日本肥満学会の分類では、成人のBMIは次のように判定されます。

BMI 判定

18.5未満 低体重
18.5以上25未満 普通体重
25以上30未満 肥満(1度)
30以上35未満 肥満(2度)
35以上40未満 肥満(3度)
40以上 肥満(4度)

一般に「BMIの正常値」と検索されることが多いですが、正式にはBMI18.5以上25未満が「普通体重」に分類されます。

BMI22が「標準」と言われるのはなぜ?

日本では、BMI22が標準体重を計算する際の基準として使われています。

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、BMI22は統計的に糖尿病、高血圧、脂質異常症などに最もかかりにくい数値と説明されています。

ただし、全員がBMI22を必ず目指さなければならないという意味ではありません。

年齢、筋肉量、体調、持病などによって望ましい体重は異なります。

BMI22は「標準体重を計算するための一つの目安」と考えましょう。

適正体重・標準体重はどうやって計算する?

標準体重は、BMI22を基準に次の式で計算できます。

標準体重(kg)= 身長(m)² × 22

例えば、

身長150cm

1.5 × 1.5 × 22 = 49.5kg

身長160cm

1.6 × 1.6 × 22 = 56.3kg

身長170cm

1.7 × 1.7 × 22 = 63.6kg

身長180cm

1.8 × 1.8 × 22 = 71.3kg

あくまで目安であり、この数字から数kgずれたからといって直ちに健康上の問題があるわけではありません。

BMI25は太りすぎ?

日本ではBMI25以上を「肥満」と分類します。

ただし、BMI25以上=すぐに治療が必要な病気という意味ではありません。

「肥満」と、医学的に減量を必要とする「肥満症」は同じではありません。

BMIが高い方では、

・高血圧

・糖尿病

・脂質異常症

・脂肪肝

・睡眠時無呼吸症候群

などを伴っていないか確認することが大切です。

健康診断でBMI25以上を指摘された場合には、BMIだけでなく血圧、血糖、HbA1c、LDLコレステロール、中性脂肪、肝機能なども確認しましょう。

BMI18.5未満なら痩せていて健康?

BMI18.5未満は「低体重」に分類されます。

体重は軽ければ軽いほど健康というわけではありません。

低体重では、栄養不足、筋肉量の減少、骨の健康などに注意が必要になる場合があります。

特に意図せず体重が減っている場合や、短期間で大きく体重が減った場合には、体重減少の背景に病気がないか確認が必要なこともあります。

年代によって目標BMIは違う?

「BMIはどの年代でも22が理想」と単純に考える必要はありません。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人について目標とするBMIの範囲が年代別に示されています。

年齢 目標とするBMI

18~49歳 18.5~24.9
50~64歳 20.0~24.9
65~74歳 21.5~24.9
75歳以上 21.5~24.9

年齢が上がると、肥満だけでなく低栄養や筋肉量の低下などにも注意が必要になるためです。

特に高齢者では、「とにかく痩せればよい」という体重管理は適切ではない場合があります。

BMIだけでは分からないこともある

BMIは身長と体重だけで計算するため、体重の中身までは分かりません。

例えば同じBMI24でも、

筋肉量が多い人

内臓脂肪が多い人

では身体の状態が異なります。

そのためBMIだけでなく、

・腹囲

・血圧

・血糖値・HbA1c

・LDL・HDLコレステロール

・中性脂肪

・肝機能

なども一緒に確認することが大切です。

BMIと腹囲はどちらが重要?

どちらか一方だけを見るのではなく、両方を確認することが大切です。

BMIは全身の体格を把握するのに便利ですが、内臓脂肪の蓄積を直接表すものではありません。

一方、腹囲は内臓脂肪蓄積の目安として健康診断でも測定されます。

「BMIは普通なのに腹囲が大きい」という方もいるため、BMIが正常だから生活習慣病の心配がないとは限りません。

BMIが高いと高血圧になりやすい?

肥満は高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病と関連します。

体重が増えてきた方で、

「最近血圧も高くなってきた」 「健診で血糖値も指摘された」
「中性脂肪やLDLも高かった」

という場合には、体重だけでなく複数の検査項目をまとめて確認しましょう。

BMIを下げるにはどうしたらいい?

BMI25以上だったからといって、急激な食事制限を行う必要はありません。

まずは、

・毎日の体重を確認する

・間食や甘い飲料を見直す

・食事量や食事内容を振り返る

・今より少し身体活動を増やす

・飲酒量を見直す

など、継続できる方法から始めることが大切です。

高血圧や糖尿病などの持病がある場合には、自己流で極端な減量をするのではなく、医師などに相談しながら取り組みましょう。

よくある質問

BMI22が一番健康ですか?

BMI22は標準体重を計算する際の基準として用いられていますが、全員が22でなければならないわけではありません。年齢や身体の状態なども含めて考えます。

BMI24は太っていますか?

BMI24は日本の分類では普通体重の範囲です。ただし、BMIだけでは内臓脂肪や血圧、血糖などは分からないため、健診結果全体を見ることが大切です。

BMI25を超えたら病院に行くべきですか?

BMI25以上だけで直ちに受診が必要とは限りませんが、高血圧、糖尿病、脂質異常症などを伴う場合や体重が急に増えている場合には、医療機関への相談を検討してください。

身長170cmの標準体重は何kgですか?

BMI22を基準にすると、1.7×1.7×22で約63.6kgです。ただし、あくまで目安です。

BMIは男性と女性で正常値が違いますか?

日本の成人におけるBMIの肥満度分類は男女共通です。一方、年齢や体組成なども健康状態を考えるうえでは重要です。

BMIや健康診断の数値が気になる方は芦屋ながさわ内科へ

BMIは、自分の体格を知るための分かりやすい指標です。

一方で、健康管理ではBMIだけを見るのではなく、血圧、血糖、脂質、腹囲などをあわせて確認することが重要です。

健康診断でBMIや血圧、血糖、コレステロールなど複数の項目を指摘された方は、結果をそのままにせず医療機関へ相談しましょう。

芦屋ながさわ内科では、高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病の診療を行っています。健診結果について気になることがある方は、結果用紙をお持ちください。

記事監修

監修医師:長澤 圭典

・医学博士

・日本循環器学会 循環器専門医

・日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医

・日本心血管カテーテルインターベンション学会 専門医

・日本心臓リハビリテーション学会 心臓リハビリテーション指導士

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