お酒は1日どのくらいまで?ビール・日本酒・ワインの量と健康リスクを解説|芦屋ながさわ内科|JR芦屋駅から徒歩3分

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お酒は1日どのくらいまで?ビール・日本酒・ワインの量と健康リスクを解説

お酒は1日どのくらいまで?ビール・日本酒・ワインの量と健康リスクを解説|芦屋ながさわ内科|JR芦屋駅から徒歩3分

2026年9月05日

お酒は1日どのくらいまで?ビール・日本酒・ワインの量と健康リスクを解説

「お酒は1日どのくらいまで?」「ビール500mLは飲みすぎ?」「日本酒なら何合?」と気になる方も多いでしょう。

現在は「ここまでなら健康に害がない」という一律の安全量として考えるのではなく、飲酒量が少ないほど飲酒による健康リスクを小さくできるという考え方が重要です。

厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」では、飲酒量を「純アルコール量(g)」で把握することを勧めています。

この記事のポイント

・「この量までなら安全」という一律の飲酒量はありません

・飲酒量は純アルコール量で把握することが重要です

・5%のビール500mLには純アルコール約20gが含まれます

・男性40g・女性20gは「安全量」「推奨量」ではありません

・高血圧では少量の飲酒でも発症リスク上昇との関連が示されています

・一度に多量に飲まず、飲酒しない日を設けることも大切です

お酒は1日どのくらいまで?

「1日○杯までなら健康にいい」と一律に決めることはできません。

飲酒の影響は年齢、性別、体質などによって異なり、疾病によっては少量でも発症リスクが上昇することがあります。

飲酒する場合は、自分が何gの純アルコールを摂取しているか把握し、飲酒量を少なくすることが健康リスクを減らすうえで重要です。

純アルコール量とは?

純アルコール量(g)=飲酒量(mL)×アルコール度数÷100×0.8

5%のビール500mLなら、500×0.05×0.8=20gです。

純アルコール20gはどのくらい?

お酒 量の目安 純アルコール量

ビール5% 500mL 約20g
ビール5% 350mL 約14g
日本酒15% 1合・180mL 約22g
ワイン12% 200mL 約19g
チューハイ7% 350mL 約20g
チューハイ9% 350mL 約25g

同じ「缶1本」でも度数によって純アルコール量は異なります。

男性40g・女性20gまでなら飲んでいい?

これは誤解しやすい数字です。

生活習慣病のリスクを高める量として、1日当たり男性40g以上、女性20g以上という指標があります。しかし「男性39gなら安全」「女性19gなら健康によい」という意味ではありません。

病気によっては、それより少ない量でもリスクが上昇することがあります。

お酒は少量なら健康にいい?

健康のために飲酒を始めることは推奨されません。

一部のがんや高血圧などでは少量からリスク上昇との関連が示されています。飲まない方が無理に飲み始める必要はありません。

お酒と高血圧

厚生労働省のガイドラインでは、高血圧について男女とも少量の飲酒でも発症リスクが上がることを示す研究結果が紹介されています。

高血圧を指摘されている方は、塩分や体重だけでなく飲酒量も振り返りましょう。

お酒と中性脂肪・体重

飲酒習慣は中性脂肪などの代謝にも影響します。お酒そのものに加え、おつまみや締めの食事によって摂取エネルギーが増えることもあります。

健診で中性脂肪や肝機能を指摘された方は飲酒量も確認しましょう。

休肝日は作った方がいい?

厚生労働省のガイドラインでは、毎日飲み続けることを避け、1週間のうち飲酒しない日を設けるなどの工夫を挙げています。

ただし、休肝日を作った分を他の日にまとめて飲むのではなく、1回量と1週間全体の量を意識しましょう。

一度にたくさん飲むのは避ける

短時間の多量飲酒は、急性アルコール中毒、転倒、事故などのリスクを高めます。

「週末だけだからまとめて飲む」という飲み方にも注意が必要です。

健康に配慮した飲み方

飲む量を先に決める

飲み始める前に量を決めましょう。

食事と一緒にゆっくり飲む

空腹時の一気飲みを避けます。

水も飲む

お酒だけを続けず、水や炭酸水などを間に挟みましょう。

飲酒しない日を作る

毎日の習慣にせず、飲まない日を設けましょう。

寝酒は睡眠にいい?

アルコールで一時的に眠気が出ることはありますが、睡眠の質を低下させることがあります。不眠を解消する目的での飲酒は避けましょう。

薬とお酒

薬によってはアルコールとの併用で作用が強くなったり、副作用が起こりやすくなったりします。

病気の治療中や服薬中は、自己判断せず医師や薬剤師へ確認してください。

お酒を飲まない方がよい場合

妊娠中・授乳期、20歳未満、運転をする場合などは飲酒を避ける必要があります。また、病気の治療中や服薬中も飲酒を控える必要がある場合があります。

少量で顔が赤くなる、動悸や吐き気が出る方が無理に飲酒する必要はありません。

よくある質問

ビール500mLは飲みすぎですか?

5%なら純アルコール約20gです。20gまでなら安全という意味ではなく、リスクには個人差があります。

ビール350mLなら毎日大丈夫ですか?

5%なら約14gですが、毎日の飲酒を積極的に勧めるものではありません。飲まない日も設けましょう。

日本酒1合は何gですか?

15%・180mLなら純アルコール約22gです。

ワインは何杯までですか?

グラスサイズと度数で異なるため一律には言えません。12%のワイン200mLなら約19gです。

高血圧なら禁酒した方がいいですか?

現在の血圧、飲酒量、治療内容などによって異なります。主治医と相談しながら減酒・禁酒を検討してください。

飲酒量や健診結果が気になる方は芦屋ながさわ内科へ

お酒について「この量なら絶対に安全」という線引きはありません。

血圧、中性脂肪、血糖、肝機能などを指摘された方は、食事や運動とともに飲酒量も確認しましょう。

芦屋ながさわ内科では、高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病や循環器疾患の診療を行っています。健康診断の結果について気になる方もご相談ください。

記事監修

監修医師:長澤 圭典

・医学博士

・日本循環器学会 循環器専門医

・日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医

・日本心血管カテーテルインターベンション学会 専門医

・日本心臓リハビリテーション学会 心臓リハビリテーション指導士

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