健診の心電図で「異常」と言われたら?不整脈や左室肥大の意味と、芦屋で受ける専門検査の重要性|芦屋ながさわ内科|JR芦屋駅から徒歩3分

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健診の心電図で「異常」と言われたら?不整脈や左室肥大の意味と、芦屋で受ける専門検査の重要性

健診の心電図で「異常」と言われたら?不整脈や左室肥大の意味と、芦屋で受ける専門検査の重要性|芦屋ながさわ内科|JR芦屋駅から徒歩3分

2026年4月20日

健診の心電図で「異常」と言われたら?不整脈や左室肥大の意味と、芦屋で受ける専門検査の重要性

芦屋市周辺にお住まいの皆様、こんにちは。芦屋ながさわ内科です。

健康診断の短い時間、胸や手足に吸盤をつけて測定する「心電図検査」。その結果表に、何らかの所見がついて戻ってきたことはありませんか?

「再検査(要精密検査)」という文字を見てドキッとしたものの、階段を上っても息切れはしないし、胸が痛むこともない。「本当に病院に行く必要があるのかな?」と、結果表を机の引き出しにそっとしまったままにしている方もいらっしゃるかもしれません。実は、心電図の異常には「現時点では心配いらないもの」と、「将来の心不全や脳梗塞を防ぐための重要なサイン」の2種類があります。今回は、その違いについてお話しします。

よく指摘される心電図の正体

心電図は、心臓が動くときに出る微弱な電気信号をグラフにしたものです。電気の通り道に乱れがないか、心臓の形に変化がないかを読み取ります。


不整脈(期外収縮・心房細動など)
心臓のリズムが乱れている状態です。

期外収縮:ドキッとしたり脈が飛んだりしますが、多くの場合は治療が不要です。ただし、回数や種類によっては精査が必要です。

心房細動:心臓が小刻みに震える不整脈です。放置すると心臓の中に血の塊(血栓)ができ、それが脳へ飛んで「脳梗塞」を引き起こす大きな原因となります。

左室肥大(さしつひだい)
心臓の左側の筋肉が厚くなっている状態です。多くの場合、長年の「高血圧」が原因です。重い荷物を持ち続けると腕の筋肉が太くなるように、高い血圧に対して一生懸命血液を送り出そうとした結果、心臓の壁が厚くなってしまったのです。これは、将来の「心不全」予備軍とも言える状態です。

ST-T変化
電気信号の波形の一部が平らになったり、下がったりしている状態です。心臓の筋肉に酸素や栄養を送る血管(冠動脈)が狭くなっている「虚血性心疾患(狭心症など)」の可能性や、高血圧による心筋への負担が疑われます。

なぜ「循環器専門医」による診断が必要なのか


健診の心電図は、あくまで「その瞬間の10秒間」を切り取った写真に過ぎません。
循環器専門医は、その一瞬の波形から「あなたの心臓が、24時間365日どんな働きをしているか」を推測します。


当院では、健診で異常を指摘された方に対し、以下のような、より詳しく、かつ負担の少ない検査を行っています。


24時間心電図(ホルター心電図):小さな装置をつけて帰宅していただき、日常生活の中での心拍の変化を記録します。「寝ている間」や「仕事中のストレスがかかる時」の心臓の様子が手に取るようにわかります。

心エコー検査(超音波検査):ゼリーをつけて胸に装置を当てるだけの、痛みがない検査です。心筋の厚さ、心臓の動き、弁の逆流がないかなど、心臓の「構造」を直接目で見て確認します。
「数値が少し外れているだけ」なのか、「治療が必要な病気が隠れているのか」。これを正しく見極めるのが、専門医の役割です。

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