2026年4月14日

「不整脈って、自分で治せるものなの?」
「テレビやネットで『突然死』という言葉を見て、怖くなってしまった……」
「お薬を飲み続ける以外に、何かできることはないのかしら?」
芦屋市にお住まいの皆様、こんにちは。芦屋ながさわ内科です。
心臓の鼓動が乱れる「不整脈」。検索エンジンで「不整脈治し方」と打ち込む方の多くは、今の不安から一刻も早く解放されたいと願っていらっしゃることでしょう。しかし、不整脈の「治し方」は、その種類や原因によって千差万別です。今回は、循環器専門医の視点から、日常生活でできる対処法や、正しく恐れるための知識、そして治療を検討すべきタイミングについて詳しくお話しします。
「不整脈の治し方」にはどんなものがある?
不整脈の治療と聞くと、すぐに「手術」や「一生飲み続ける強い薬」をイメージされるかもしれません。しかし、当院のようなクリニックで行う治療のゴールは、必ずしも「脈の乱れをゼロにすること」だけではありません。
治療の3つの柱
①生活習慣の改善:軽度の不整脈(期外収縮など)であれば、これだけで症状が消失することも珍しくありません。
②薬物療法:脈拍を安定させたり、不整脈による不快感を和らげたりします。また、脳梗塞を防ぐための「血液をサラサラにする薬」も重要な治療の一つです。
③経過観察:「治療をしない」という選択です。精密検査の結果、体に害がない不整脈だと分かれば、定期的なチェックのみで普段通り過ごしていただきます。
※カテーテルアブレーションなどの高度な手術が必要と判断される場合は、適切な専門病院へスムーズにご紹介する体制を整えています。
自分でできる不整脈の対処法と「気をつけること」
診察室で「自分でできることはありますか?」と聞かれた際、私はまず以下の「心臓に優しい生活習慣」をお伝えしています。

「治そう」と意気込みすぎてストレスを溜めては逆効果です。まずは「今日からできる小さな工夫」から始めてみませんか?
「突然死」という言葉に振り回されないために
ネット検索をしていると目に入ってくる「突然死」というキーワード。非常に怖い言葉ですが、すべての不整脈が突然死に直結するわけではありません。
むしろ、私たちが専門医としてより注意を払っているのは、不整脈(特に心房細動)が引き起こす「脳梗塞」の予防です。
なぜ注意が必要か:心臓が小刻みに震える不整脈が起きると、心臓の中に血の塊(血栓)ができやすくなります。それが血流に乗って脳へ飛ぶと、重い後遺症を残す脳梗塞を招くのです。
専門医の役割:私たちは、その不整脈が「命に関わるものか」「脳梗塞のリスクがあるか」を診断します。正しい知識を持ち、適切な予防(血液をサラサラにする治療など)を行えば、過度に恐れる必要はありません。
医師と相談すべき「治療のタイミング」
「まだ様子を見ていいのか、それとも受診すべきか」の判断基準をご紹介します。以下のサインがある場合は、我慢せずに循環器専門医へご相談ください。
①自覚症状が強い:動悸で仕事に集中できない、夜眠れない。
②以前より回数が増えた:「たまに」だったのが「毎日」になった。
③意識が遠のく感じがする:立ちくらみや、一瞬意識が飛ぶような感覚がある。
④息切れや胸の痛み:少し歩くだけで息が切れる、胸が締め付けられる。
不整脈は「放っておいて良くなるもの」もあれば、「早めの対処で未来の大きな病気を防げるもの」もあります。
芦屋ながさわ内科が目指す「対話のある治療」
当院では、一方的に治療を押し付けることはありません。循環器専門医として検査結果に基づいた医学的なアドバイスを行いつつ、患者様が「どう過ごしたいか」という気持ちに寄り添います。
「薬は最小限にしたい」「副作用が心配」といった不安も、どうぞ包み隠さずお話しください。
芦屋市周辺の皆様にとって、心臓の不安を何でも話せる「街の保健室」のような存在でありたいと願っています。
まとめ:芦屋で不整脈のお悩みなら、まずはご相談を
不整脈の本当の「治し方」とは、薬や手術だけではなく、「自分の状態を正しく知り、適切なケアを継続すること」だと私たちは考えます。
芦屋市で動悸や不整脈が気になっている方。
「突然死が怖い」「何に気をつければいいのか分からない」という不安を抱えたままにせず、ぜひ一度、芦屋ながさわ内科へお越しください。
最新の知見と温かな対話で、あなたが安心して毎日を過ごせるお手伝いをさせていただきます。