睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴
睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、太った中高年男性がかかる病気」
そんなイメージをお持ちではありませんか?実は、これは大きな誤解です。
睡眠時無呼吸症候群は、肥満体型の方だけでなく、痩せている方や女性、そして若い世代でも発症する危険性が十分に潜んでいる病気です。なぜなら、無呼吸が引き起こされる最大の原因は「睡眠中の気道の狭さ」にあり、それには顔の骨格や首回りの形態的な特徴が深く関わっているからです。
兵庫県芦屋市の「芦屋ながさわ内科」では、患者様一人ひとりの身体的特徴や生活習慣を踏まえた適切な検査・治療をご提案しています。本記事では、睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の身体的特徴と、ご自宅でできる簡単なセルフチェック方法について詳しく解説します。
睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に舌の根元や喉の周りの筋肉が緩み、空気の通り道である「上気道」が塞がってしまうことで起こります。以下のような形態的特徴がある方は、気道が狭くなりやすいため注意が必要です。
現代人に多い「小顔」や「下顎が小さい」「下顎が後ろに引っ込んでいる」といった特徴は、SASの大きなリスク要因です。顎のスペースが狭いと、寝ている時に舌が喉の奥へと押しやられやすく、簡単に気道が塞がってしまいます。特に日本人は欧米人に比べて骨格的に顎が小さいため、太っていなくても少し体重が増えただけで睡眠時無呼吸症候群になりやすいという特徴があります。
首が短い方や、首の周りに脂肪がついている方は、外側から気道が圧迫されやすくなります。首回りが太くなると喉の内部の空間が狭くなり、いびきや無呼吸を引き起こす直接的な原因となります。
舌全体がぽってりと厚く大きい、あるいは舌の付け根が大きい場合も、仰向けに寝た際に気道を塞ぐ原因になります。また、歯並びが悪い(噛み合わせが深い、出っ歯など)方は、お口の中の容積が狭くなっていることが多く、舌が喉の奥に落ち込みやすくなります。
ご自身の気道の広さを確認できる簡単なワンポイントチェックをご紹介します。鏡を用意して、ぜひ試してみてください。
大きく口を開けて舌を出しても「のどちんこが全く見えない」、あるいは「根元しか見えない」という方は、お口の空間に対して相対的に気道が狭い形態をしている可能性が高いです。もちろん、これだけでSASと確定するわけではありませんが、将来的な無呼吸のリスクが高い状態と言えます。
睡眠時無呼吸症候群は、統計的に男性の罹患率が高い病気です。これは、男性特有の「脂肪のつき方」が関係しています。男性は女性に比べて上半身(特に首回りや内臓)に脂肪がつきやすいため、気道が圧迫されやすいのです。また、30代〜60代の働き盛りの年代は、運動不足や会食による体重増加により、SASを発症しやすい傾向にあります。
「女性だから無呼吸にはならない」と油断は禁物です。女性ホルモンには、上気道の筋肉の緊張を保ち、気道を広く維持する働きがあります。しかし、閉経を迎えて女性ホルモンの分泌が減少すると喉の筋肉が緩みやすくなり、睡眠時無呼吸症候群のリスクが男性と同等レベルにまで跳ね上がります。50代以降で「いびきをかくようになった」「昼間ひどく眠い」という方は要注意です。
格的な特徴だけでなく、日々の生活習慣もSASを悪化させます。
肥満(体重増加)
喉の周りの脂肪が気道を狭くする最大の要因です。
日常的な飲酒(アルコール)
アルコールは筋肉を弛緩(リラックス)させる作用があるため、舌が喉の奥に落ち込みやすくなります。寝る前の深酒は特に危険です。
喫煙(タバコ)
タバコの煙は喉や気道の粘膜に炎症を引き起こし、腫れによって気道を狭くしてしまいます。
芦屋ながさわ内科では、ご自身やご家族のいびき、日中の眠気にお悩みの方へ、ご自宅で簡単にできる「睡眠時無呼吸症候群の簡易検査」を行っております。ご自身の骨格や特徴が少しでも当てはまると感じたら、放置せずに当院へお気軽にご相談ください。
はい、痩せている方でも発症します。日本人は顎が小さい骨格の人が多いため、痩せていても舌が喉の奥に落ち込みやすく、気道が塞がってSASになるケースが非常に多く見られます。
若い女性でも、「小顔で下顎が小さい」「歯並びが悪い」「首回りに脂肪がついている」といった骨格的・形態的特徴がある場合は、睡眠時無呼吸症候群になるリスクが十分にあります。
大いに関係があります。首回りが太い、または首が短いという特徴は、喉の周りの脂肪によって気道が外側から圧迫されやすい状態です。いびきは気道が狭くなっているサインですので、早めの受診をご検討ください。
大きく口を開けて舌を出した際に口蓋垂(のどちんこ)が見えない状態は、舌の付け根が大きかったり、口の中の空間が狭かったりすることを意味します。寝転がった時に気道が塞がりやすいため、無呼吸のリスクが高いサインとなります。
アルコールには全身の筋肉の緊張を緩める作用があります。そのため、喉周りの筋肉や舌の根元も緩んで重力で奥に落ち込みやすくなり、普段はいびきをかかない人でも気道が狭くなって無呼吸を起こしやすくなります。
マッサージ自体が原因になることはありませんが、もともとの骨格として「下顎が小さい」「顎が細い」という、いわゆる小顔の特徴を持っている方は、お口の中の容積が小さいため、物理的に睡眠時無呼吸症候群になりやすい傾向にあります。
男性は30代〜60代の働き盛りの年代に多く見られます。女性は、気道周辺の筋肉を保つ女性ホルモンが減少する更年期・閉経後(50代以降)から発症率が急激に上昇する特徴があります。
本当です。特に下顎が後退している(噛み合わせが深い、出っ歯など)方は、顎の骨格的な問題で舌を収めるスペースが狭く、睡眠時に舌が気道を塞ぎやすいため、SASのリスクが高くなります。
もちろんです。芦屋ながさわ内科では、いびきや日中の眠気、起床時のだるさなど、気になる症状のご相談を随時受け付けています。問診や喉の形態確認の上、必要であればご自宅でできる負担の少ない簡易検査をご案内いたします。
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