2026年4月14日

「健康診断の結果が返ってきたけれど、LDLが高いってどういうこと?」
「善玉と悪玉、どっちがどうなれば安心なの?」
健康診断の結果表には、「LDL」「HDL」「中性脂肪」といった言葉が並び、どれか一つでも基準値から外れていると、何だか落ち着かない気持ちになりますよね。
実は、脂質異常症の診断基準は近年、より細かく、より個々のリスクを重視する形へと進化しています。今回は、循環器専門医の視点から、コレステロールの正体と、結果表の「本当の読み方」について解説します。
そもそも悪玉(LDL)と善玉(HDL)の違いとは?
コレステロールという言葉は一括りにされがちですが、実は体の中での役割は「真逆」と言ってもいいほど異なります。
悪玉(LDL)コレステロール
LDLは、肝臓で作られたコレステロールを全身の細胞へ運ぶ役割をしています。これ自体は体に必要な働きなのですが、増えすぎると血管の壁に入り込み、ドロドロの塊(プラーク)を作ってしまいます。これが動脈硬化を引き起こすため、「悪玉」と呼ばれています。
善玉(HDL)コレステロール
HDLは、血管の壁に溜まった余分なコレステロールを回収して、肝臓に戻す役割をしています。血管を綺麗に保ってくれるため、「善玉」と呼ばれます。
「要精密検査」や「再検査」が出たらどうすべき?
結果表に「C:要経過観察」や「D:要精密検査」と書かれていると、ドキッとしますよね。しかし、数値だけでは「今すぐ治療が必要か」までは分かりません。
なぜなら、コレステロールの目標値は、その方が「他にどんなリスクを持っているか」によって一人ひとり異なるからです。
受診が必要な判断材料
以下の項目に心当たりがある方は、数値が少し基準を超えているだけでも、早めに循環器専門医に相談することをおすすめします。
・血圧が高い、または血糖値が高い
・ご家族に心筋梗塞や脳梗塞を起こした方がいる
・タバコを吸う習慣がある
・年齢が上がり、血管のしなやかさが気になってきた
「数値が高い=すぐ薬」というわけではありません。当院ではまず、頸動脈エコー(超音波検査)などで、実際にあなたの血管がどの程度ダメージを受けているのかを目で見て確認します。
芦屋ながさわ内科での「検査・診断・サポート」
当院は、芦屋市の皆様が「大きな病気になる前に、安心して相談できる場所」でありたいと考えています。
専門医による精密な診断:
採血結果だけでなく、生活習慣や家族歴、血管の状態を総合的に判断します。
分かりやすい検査:
エコー検査などで自分の血管の「今」を知ることで、納得感を持って予防に取り組めます。
無理のない生活指導:
「あれもダメ、これもダメ」ではなく、芦屋での豊かな生活を楽しみながら続けられる改善策を一緒に提案します。
総合病院で行うような高度なカテーテル手術が必要になる前に、クリニックでの「初期治療」と「予防」で、健康な時間を延ばすお手伝いをいたします。
まとめ:結果表は「未来を守るため」のヒントです
健康診断の結果で「LDLが高い」と指摘されるのは、決して叱られているわけではありません。それは、「今のうちに血管をメンテナンスして、将来の大きな病気を防ぎましょう」という、体からの大切なメッセージです。
芦屋市で循環器の悩みなら、どうぞお気軽に芦屋ながさわ内科へお越しください。
「この結果、どう見ればいいの?」という素朴な疑問から、丁寧にお答えいたします。
まずは一度、検査結果を片手にご相談に来て、安心を手に入れませんか?