2026年4月10日

「心不全 治る」という言葉を検索する方は多いですが、心不全の治療目標は、風邪のように「元通りにする」ことではなく、「心臓の機能を安定させ、悪化を防ぎ、日常を穏やかに過ごすこと」にあります。現在は医学の進歩により、クリニックでの通院治療でも高い効果が期待できるようになっています。
心不全治療の鍵を握る「4つの柱」
現在、心不全の治療には「心臓を守る4つの柱」と呼ばれる強力な心不全治療薬があります。
①ARNI/ACE阻害薬/ARB:血管を広げ、心臓を保護します。
②β遮断薬:心臓の過剰な働きを抑え、休ませます。
③MRA(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬):心臓の線維化(硬くなること)を防ぎます。
④SGLT2阻害薬:余分な水分と塩分の排出を助け、心不全による入院リスクを下げます。
これらの薬を一人ひとりの状態に合わせて微調整するのが、循環器専門クリニックの役割です。
治療の目標は「寛解」と「維持」
適切な治療を続ければ、心不全の症状がほとんどなくなり、心臓の機能が回復して見える「寛解」の状態に至ることも珍しくありません。
まとめ:二人三脚での治療を
心不全の治療は長く続きますが、決して一人で頑張る必要はありません。最新の知見に基づいた最適な薬物療法を提供いたしますので、不安な方は芦屋市の芦屋ながさわ内科へお越しください。